健康カレンダー


68] 2017/12/ 1(Fri) 16:31:47

(月刊かみいな健康カレンダー 2017年 12 月号掲載)

「ノロウイルスに注意!!」

冬の感染症といえばインフルエンザをイメージする人が多いと思いますが、冬は胃腸炎の多い時期でもあります。冬の胃腸炎の原因のトップを占めるノロウイルスは11月〜3月頃に多く、かきなどの二枚貝を生で食べる機会が多いことと関係しているといわれています。
ノロウイルスに感染すると胃腸炎を起こし、激しい嘔吐や下痢を起こします。抵抗力の弱い乳幼児や高齢者は症状が長引き脱水症を起こすことがあり、十分な注意が必要です。
ノロウイルスは非常に感染力の強いウイルスで、わずかな量でも感染を起こします。感染の仕方には二つの経路があります。
1)ノロウイルスに汚染されたかきなどの二枚貝を生あるいは十分に加熱しないで食べての感染(食物からの感染)と
2)感染した人が吐いたものや便、ウイルスの付着したものを触った手で食事や調理を行うことで口からウイルスが入ったり、嘔吐した時のしぶきなどの空気中に舞い散ったウイルスを吸い込んでの感染(人から人への感染)があります。
ノロウイルスに対する有効なワクチンはなく、アルコール消毒ではノロウイルスは除去できないので入念な手洗いが最大の予防策です。特に食事の前、トイレ、おむつの交換、汚物の処理の後などは指先や指の間などの洗い残しがないように念入りに手洗いをしましょう。二枚貝などの調理は十分に加熱を行い、調理の際のまな板などの調理器具は他の食材と共用しないか、最後に使用しましょう。調理後は調理器具を熱などで消毒し、しっかり手洗いをしましょう。
(S.H)


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